タクシー運転手のいいことと悪いことは?現役乗務員が考えてみた!

タクシー運転手に転職するひとが増えています。

世間一般にタクシー運転手の仕事はきついだけの仕事と思われているようで、何かいいことがあるのかどうかあまり知られていません。

今回は筆者が実際にタクシー運転手として仕事をするうえでいいことと悪いことを3つずつまとめてみました。

こちらの記事で紹介するいいことは次の3つです。

  • 自由である
  • 運転スキルが活かせる
  • 休みの自由がきく

悪いことは次の3つです。

  • 事故・違反 のリスクがある
  • 迷惑客の対応
  • 給料が安定しない

いいこと1:自由である

いいことの1つ目は自由であることです。

タクシー運転手の仕事は車庫から出れば煩わしい人間関係などはなく、自由に仕事ができる仕事です。

ただし、出勤してやることが決まっているお仕事ではないため、自分で今日の予定をたててお客さんを見つけないといけません。

自由であることがメリットですが、自分で目標を立てることが難しいひとにとっては自由すぎるのが苦痛かもしれません。

ある程度仕事をして、余った時間は投資や副業に回すという使い方ができる点もあり、魅力的ではあるでしょう。

いいこと2:運転スキルが活かせる

いいことの2つ目は運転スキルが活かせることです。

筆者は前職でバスの運転手をやっていたので、タクシーの仕事をするにあたって、抵抗もなく自分のもつ安全運転が活かせました。

例えば、見知らぬところに行っても標識などを正確に読み取る力や等速運転で快適な運転などです。

バスの運転手だけでなく、トラックや配送、送迎の仕事で培った運転スキルがタクシーの仕事に使えるのは間違いないでしょう。

いいこと3:休みの自由がきく

いいことの3つ目は休みの自由がきくことです。

タクシー運転手の勤務の予定は会社によってあらかじめ決まっています。もちろん規定内で自由に決める事のできる会社もあります。

その間であれば振替休日や有給休暇などを利用して好きなときに休むことが可能です。突然予定が入ったとか、子供や親が病気でも休めます。

普通に会社勤めをしていると突然休むということはかなり難易度が高いですね。

有給休暇の申請もかなり通りやすいので、ワークライフバランスを重視したい人におすすめです。

悪いこと1:事故・違反 のリスクがある

悪いことの1つ目は事故・違反のリスクがあることです。

タクシー運転手は1日中車を運転する仕事であるがゆえ、一般車と比較して事故・違反のリスクが非常に高くなります。

また気を張って運転しなければならないため、疲労もたまり集中力が低下することもあります。

タクシー運転手は運転免許ありきのお仕事なので、事故・違反などで運転できなくなれば給料はゼロになります。日頃から事故・違反には気をつけましょう。

また休養・睡眠ををしっかりとってリスクを減らす努力をしましょう。

悪いこと2:迷惑客の対応

悪いことの2つ目は迷惑客の対応です

タクシーには様々なお客さんが乗りますが、酔っ払いや違反を強要する迷惑なお客さんもいます。

違反の強要など、他にも正当な理由がある場合も拒否できます。

しかし迷惑客があった場合、それまでいい感じに営業できていたとしてもペースを乱されることもしばしば。

場合によっては警察などのお世話になることもあり、その対応中はもちろん他のお客さんを乗せることはできません。

時間も取られて売上も下がるのが迷惑客の悪いところです。

悪いこと3:給料が安定しない

悪いことの3つ目は給料が安定しないことです。

タクシー運転手のお給料は歩合給が絡み、大まかには次の3つに大別されます。

  • 完全歩合給
  • 固定給+歩合給
  • 固定給

景気の良し悪し、曜日、天候などによって人の動きが変わるため、昨日は人がたくさん出ていたのに今日は人が出歩いていないというのもしばしば。

お客さんを乗せられず単価が低いときはもちろん給料がガクンとへります。好調なときと比較すると落ち込むときもあります。

もちろん、アプリなどをうまく活用すれば売上を上げることも可能です。

また今月度の売上が良かったとしても来月度になれば売上はリセットされ、0からのスタートとなるため、切り替えが必要です。

まとめ

今回は筆者がタクシー運転手として働くなかでいいところと悪いところをまとめてみました。

タクシー運転手の仕事はいいところも悪いところもあります。これが転職のきっかけになれば幸いです。

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