タクシー運転手になるには?4つのステップについて解説!

最近陰ながら人気の職業となっているタクシー運転手。

様々な理由があってタクシー運転手に転職を考えている方がいると思います。

ではタクシー運転手になるためにはどうしたら良いのでしょうか

今回はタクシー運転手になるにはどうしたらよいかまとめてみました。

タクシー運転手になる方法1:タクシー会社で雇ってもらう

タクシー運転手になる出発点としては、まず最初にタクシー会社に雇ってもらうことが必要です。

タクシー運転手も会社員なので、雇ってもらえないと運転手として働くことはできません。

会社に直接応募する方法、ハローワークや転職サイトなどを経由して応募する方法、知人の紹介などで応募する方法などがあります。自分が応募しやすい方法で応募しましょう。

各社給与などの待遇には差があるので、自分に本当にあった会社を選ぶのが大事です。

面接は面談形式の形が多いです。無事採用となればタクシー会社に入社となります。

タクシー運転手になる方法2:二種免許の取得

タクシー会社に雇用してもらったら、二種免許の取得が必要となります。

タクシーの運転手に必要なのは二種免許です。ただし、既に取得済みであればこのステップは省略可能です。

二種免許取得に必要な条件は次のとおりです。

  • 満21歳以上であること
  • 第一種運転免許取得後、運転歴が3年以上経過していること
  • 視力が両目0.8、片目0.5以上あること
  • 信号の3色が判断できること
  • 基本的な日本語の読み書きができ、理解できること
  • 運転の際に、支障を及ぼす身体障害がないこと
  • 10メートル離れたところでも、90デシベルの警音器が聞こえること

以上の条件を全てクリアしている方が、二種免許を取得することができます。誰でも免許を取得できるわけではないのですね。

こちらの二種免許の取得費用は約20万円〜30万円となっています。

この二種免許の取得費用ですが、自分で支払うのは高いですね。

ではどうすればいいかと言うと、タクシー会社の養成制度を使いましょう。タクシー会社によっては二種免許の取得費用を全額負担してくれる制度があります。

この養成制度を利用するときの注意点として、会社規定の年数の勤務が必要となります。もし、規定の年数勤務せず退職された場合、かかった費用はすべて払う必要があります。

もし養成制度を利用しようと考えている人は、よく考えて選びましょう。

取得にかかる期間は、合宿教習の場合だと、教習所で1週間の教習、その後住民票のある地区の試験場で筆記試験に合格することで取得できます。

通学での教習だと、約1ヶ月の教習、その後住民票のある地区の試験場での筆記試験に合格することで取得することができます。

教習所では、転回や指定場所の駐車、Uターンなどタクシーであるあるの課題はもちろん、サービス面や二種免許保持者が知っておかないといけない法令に関して学びます。

1種免許取得の時とは勝手が違いますし、普段の運転での横着なクセが抜けない人はかなり苦労するだろうと思われます。

もちろん学科試験もあるので勉強の必要もあります。

タクシー運転手になる方法3:タクシーセンターの講習

教習所を卒業して免許センターで2種免許を取得したら、タクシーセンター講習を受けましょう。(地域によってタクシーセンターに準ずる機関での講習となる場合があります。)

タクシー運転手になるには、運輸局長が認定する講習(法令、安全、接遇、地理)の講習を受ける必要があります。

こちらはタクシー運転手として覚えておくべき法律や安全について、接客や地理に関する講習となっていて、非常に重要度が高いです。

以前は特定の地域については地理試験が存在しましたが、地理試験が廃止されました。地理試験が廃止になったといえども地理の勉強は必須なので講習中、講習後にはしっかり復習しましょう。

タクシー運転手になる方法4:会社での教習

講習後には会社での教習があります。

道をはじめ、会社専用の乗り場やアプリ、決済機の使い方、地域の乗り場のルールなどを教官をのせて覚えてゆきます。

会社が指定する日数の教習を終えるといよいよ一人で乗務することとなります。

事故や違反、クレームなどがないように乗務をがんばってください。

まとめ

今回はタクシー運転手になるステップについてまとめてみました。

タクシー運転手になるには長い道のりですが、一つずつステップをこなしてタクシー運転手を目指してください。

 

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