タクシー運転手への転職を検討しているけど、自分に向いているのかどうか不安に思っている人は多いのではないでしょうか。そこで、本記事では現役のタクシードライバーである筆者が、タクシー運転手に向いている人の特徴をお伝えしたいと思います。
運転が好き・得意な人
1つ目は運転が好きな人です。これは簡単に想像できますね。。
タクシー運転手は1日中車を運転しなければなりません。そもそも運転が好きではないと1日車を運転するのは厳しいですね。
タクシーはいろんなところに行くので、住宅街の中の狭い道や、大通りの激しい交通の中を安全に運転する技術が求められます。
運転自体が得意な人や、運転が好きで長時間運転しても疲れない人は向いていると言えるでしょう。
お客様への対応力がある人
2つめはお客様への対応力がある人です。
タクシーはお客様とのコミュニケーションが重要なサービス業の一つです。
車内での会話はもちろん、発車前にお客さんから希望の道順を聞き出すなど、短い時間でどれだけ接客できるかがカギとなります。特に新人のころは道に不慣れでお客さんに道を聞く機会が多いため、コミュニケーション力は大切ですね。
お客さんからもし話をふられた場合の会話も重要になってきます。自分のことばかり話すのではなく、お客さんになるべく話してもらうような質問をするように心がけましょう。
相手に合わせて話をするのか、逆に静かにするのかという判断も重要になってきます。
こちらは採用時のポイントとなっていることが多いので、転職を考えている人は注意すべきポイントでもあります。
体調管理ができる人
3つ目は体調管理ができる人です。
タクシー運転手は夜勤や隔日勤務もあるため、一般的な働き方とは違う特殊な働き方となることも多いです。そのため健康管理が大切です。
体調が悪い時は休む、日頃から休息をとる、自分で決めた休憩をとりリラックスするなどの体調管理ができて規則正しい生活が送れる人が向いていると言えます。
体調が悪ければ自然と運転にも影響がでてきます。無理をして事故を起こせばなんの意味もありません。
オンとオフ、仕事と休憩の切り替えがしっかりできる人がタクシー運転手に向いていると言えるでしょう。
一人でも寂しくない人
4つ目は一人でも寂しくない人です。
タクシー運転手は1日の仕事を一人で行う仕事です。
普通の会社であれば仕事を仲間と協力して行いますが、タクシーの仕事は基本的に一人です。
1人でも楽しく過ごせる人や、人付き合いが苦手でも寂しくない人が向いています。
ワークライフバランスを大事にしたい人
5つ目はワークライフバランスを大事にしたい人です。
タクシー運転手というと世間のイメージでは「休みにくい」というイメージがあるとおもいますが、実はワークライフバランスは非常に取りやすいです。
先程も述べたようにタクシー運転手は出庫してからの時間の使い方は自由です。
そのため、仕事中に市役所に行ったり、自分の用事をこなすことも可能です。
休みについても融通が利きます。タクシーの仕事は個人で行う仕事であり、自分が休んでも同僚に特に迷惑はかかりません。そのため今日は気分が乗らなくて休もうと思えば振り替えて当日に休むことも可能です。
子供が熱を出したなど、緊急の用事でも休めるので子育て世代の方でもワークライフバランスはかなり取りやすいと思います。
自分で考え、計画を立てるのが好きな人
6つ目は自分で計画を立てるのが好きな人です。
自分で一人で仕事をする環境にあり、出庫してからの過ごし方は人それぞれです。
その日の営業が終わるまでは自分でお客さんを探しながら走るのが基本となるので、一日の売上の設定や、お客さんがいそうなルート取りを自身で考えて仕事ができる人は向いています。
これらができる人は1日の売上が高いですし、高収入のドライバーが多いです。
ストレスに強い・忍耐力がある人
7つ目はストレスに強い・忍耐力がある人です。
タクシー運転手は1日中運転する仕事のため、安全運転に対する集中力が必要です。そのため精神的なプレッシャーが必要になってきます。
はっきり言うと、暴言や理不尽な要求をしてくるお客さんもいます。それでも仕事を投げ出すわけには行きません。
人間イライラすると運転にも影響が出てしまうため、ある程度ストレスに強い人がタクシー運転手に向いていると思います。
道などを覚えることが得意な人
8つ目は道などを覚えるのが得意な人です。タクシーの運転手はどれだけ道を知っているかというのも問われます。
お客さんからは「早く行きたい」「安く行きたい」「経由してほしい」などの要望を言われます。
1つでも多く抜け道や建物を知っていればお客さんの要望にも答えることができます。
安全運転ができる人
9つ目は安全運転ができる人です。
これがタクシー運転手として仕事をする上でいちばん大事なことだと思います。
タクシー運転手としていちばん大事なのは、お客さんを安全に目的地に送り届けること。
正直なところ、渋滞で遅れても、道を間違えても、事故・違反がなければ個人的にはOKだと思います。
そしてどんなに売上が良くても事故を起こしてしまえば台無しです。
日頃から安全運転ができる人がタクシー運転手に向いていると思います。
まとめ
今回はタクシー運転手に向いている人の特徴についてまとめてみました。
これからタクシーについての情報をたくさん発信していくのでぜひ他の記事も御覧ください。
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