最近、ウェブなどの広告からタクシー運転手への転職を考えている方が増えているようです。
そういうわけで、最近タクシー運転手へ転職された方、また現在研修中という方もいらっしゃると思います。
皆さん思うのがタクシー運転手として仕事を始めるのはかなり不安と言うこと。デビューまでにこれをやっておき、不安をなくしたいと思う方は多いはず。
ということで今回は、タクシー運転手として仕事を始めるまでにやっておいた方がいいことについて3つまとめてみました。
運転技術の向上
1つめにやっておいた方がいいことは、運転技術の向上です。
筆者はタクシー運転手として仕事をする上で、運転がうまいのが一番大事なのではないかと思っています。
道や施設をどれだけ知っていても急発進急停車、ウインカーを出さない、、車間距離が近い、カックンブレーキ、Gがかかる曲がり方などの運転をしていてはドライバーとしては三流だと思います。
この運転技術に関しては、一種免許を取得してから3年以上経っていること、長年自家用車のみを乗っていたことが理由となって癖がついていることが多いです。そしてこの癖は自分では気づかない事が多いですし、直すまでに非常に時間がかかります。
まわりのタクシーを見ていても、停車時に車体が大きく揺れる停まり方や急発進が多いです。これではお客さんも乗っていて不快感を感じているかもしれません。
どうすればいいかというと、発進時であればアクセルをゆっくり踏み、タイヤに徐々に動力を伝えなめらかな発進をするように心掛けましょう。減速時は車間距離を保ち、エンジンブレーキを使い減速し、フットブレーキは最後のみ使いましょう。
二種免許を持つドライバーとして仕事をする以上、お客さんには安心安全な運転ができるように日々努力しましょう。
地理
2つめにやっておいた方がいいことは、地理を勉強することです。
地理は大通りの名前や交差点名、建物名などどこにあるかを勉強します。こちらはタクシー運転手といえば勉強しなければならないというのは簡単に想像出来るでしょう。
お客さんは「○○通りを右にまがって△△の交差点を左」など通りと交差点の名前で言われることも多いです。細かい通りの名前であればまだしも、大通りの名前を知っていないとタクシー運転手の仕事はとてもやりづらくなります。大通りの名前は
そしてやっておくと便利なこととして、病院・ホテルの車寄せの位置を調べておくことです。お昼であれば病院やホテルに行く機会が非常に多くなってきます。ナビに入力していくことも出来ますが、ナビは場所は分かるもの、車寄せから進入して表示してくれることがないことがあります。Googleマップなどで調べて地図などに車寄せの位置と進入方向を記載しておくことをおすすめします。
YouTubeなどでは一部の地域の病院・ホテルの車寄せのアクセス動画がアップされているので気になる方は検索してみてください。
病院・ホテルは車寄せに行くことが多いのでこれから仕事ではかなり有効な資料となります。ちなみに夜間はクラブやレジャービルなどの繁華街の有名スポットを覚えておくと良いでしょう。
実際に自家用車もしくはレンタカーなどで一度街を走ってみるのがとても大事であると思います。
ナビの使い方を知っておく
3つめにやっておいた方がいいことは、ナビの使い方を知っておくことです。
ナビの使い方といっても、カーナビではなくGoogleマップやYahoo!カーナビといったスマホのナビアプリの使い方を知っておくということが重要です。
お客さんに言われて分からない地名は調べて向かうことになりますが、通常のカーナビだと入力するのに時間がかかります。そういうわけで、スマートフォンのナビの使い方を熟知しておき、すぐ目的地を入力することが出来るようにしておきましょう。
スマートフォンのナビでは、ある地名の範囲を表示してくれたり、航空写真、目的地の写真、高速料金などを表示できたりとかなり便利です。また海外からの観光客の方はスマートフォンで目的地を教えてくれることが多いため、自身で検索して相互理解を図るのも重要だと思います。
車の構造やメンテナンスについて知っておく
4つめにやっておいた方がいいことは、車の構造やメンテナンスについて知っておく事です。
タクシーは毎日かなりの距離を走るため、一般の自動車よりもトラブルの可能性が高くなります。例えばパンクなどはかなりリスクは高いです。その時にタイヤを替えることが出来るか、パンク修理剤で応急処置出来るなど、車の構造やメンテナンスの知識を身につけておく事が大事です。
また、事業用自動車は1日1回運行前の点検が義務づけられていて、その時に車両の各部を点検する必要があります。
ボンネットをあけてどこを点検する必要があるかわからないといけないので、最低限の知識は身につけておきましょう。
まとめ
今回はタクシー運転手として仕事を始めるまでにやっておいた方がいいことについてまとめてみました。
今回紹介したことは、タクシー運転手として仕事を始めてからも役に立つ方法であるので、ぜひ積極的に取り組んでみてください。
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